遺言状の効力について

書く前に知っておきましょう!遺言状の効力はどれくらいあるもの?

遺言状の効力は?

相続

遺言状の効力として一番わかりやすいのは財産の遺贈でしょう。 本来、民法などで遺産は配偶者や子供たちでわけることになっています。
民法では配偶者や兄弟間の取り分を定めていて(遺留分といいます)、その取り分が本来でしたら受け取る保証がされているのです。 しかしながら、遺言状の効力はこの規定を超えることができるのです。

 

つまり、例えば故人が「妻(配偶者)に全財産を与えたい」という旨の遺言状があれば、遺言状の通りに妻に故人の全財産が引き渡されます。
ただ、ここでいきなり配偶者だけに分け与えますと、子供のなかから自分の遺留分がもらえないことに腹を立ててしまうことも考えられます。 そうなりますと、配偶者の方が他の親族と対立してしまうといったこともありえますので(実際に多数みられます)、注意が必要です。

 

また、本来でしたら遺産を受け取る権利がない方にも遺産を渡す旨を遺言状に書いておけば認められます。
そのため、お世話になった人にいくらか自分の財産を分け与えたいという方は遺言状にその旨を書いておきましょう。

 

以上のように、法律の規定ではなく、故人の意思で遺産の分配を行えるのが遺言状の最もわかりやすい効力です。 ただ、以上のような効力を発揮できるのは、きちんと法律で定まった遺言状の作成方法に則った遺言状でなければこの効力を持ちません。
そのため、書き方についてはきちんと確認して書くようにしましょう。 そうしないと、民法の遺留分を主張して親族同士が裁判で争うことにもなりかねません。

そうしたことを防ぐためにも、遺言状はしっかりと準備をしたうえで書くことを心がけてください。

Copyright(c) 2018 【終活】遺言状の効力と書くときに抑えるポイント All Rights Reserved. Design by http://f-tpl.com